ふう、寒いなロンドン、

スクエア・エニックスが最近発表したゲームの映像。
最近のゲームには全く疎いのだけれども、ゲーム内におけるプリレンダリーCGは実に綺麗で驚く。しかしリアルタイムCGになるとまだやはり粗さが目に付くことが多い。けれどもこの映像を見る限りリアルタイムCGがプリレンダーされたものにかなり近づいている事が伺える。


本リアルタイム映像作品は、まずコアのメンバーにより入念な設定・世界観作りとプロット制作が行われた後、当社の誇るCG制作部門ヴィジュアルワークスによってハイクオリティなプリレンダーCGムービーとしてデータ素材が制作されました。その後、研究開発部門テクノロジー推進部にてそのデータ群を用いてリアルタイム映像化を行うのですが、この難解な目標を達成するためには、複雑で繊細なライティング、多様で高度なVFX、高速な描画、省メモリー、生産効率の高いコンテントパイプライン、巨大なデータ群の管理など様々な課題を乗り越える必要があります。私達はスクウェア・エニックス最新鋭のゲームエンジン「Luminous Studio」の能力を生かすことでこれらの課題を克服し、「ハイエンドPC上でリアルタイムCGがプリレンダーCGと遜色ない品質で動作する」ように映像構築をすることが出来ました。その結果、当初の目標やコンセプトを満たす新世代のデジタルゲームの映像基準や世界体験の基準を創り出し、リアルタイムCGやデジタルエンターテイメントの可能性を大きく広げる事が出来たのではないかと考えております。

Agni’s Philosophy – FINAL FANTASY REALTIME TECH DEMOより引用