5月15日、火曜日の事を。

仕事を切り上げてから、一旦家に戻って再び外出。BARBICAN CENTREへ。19時15分に待ち合わせ、ソファーに座るT君を発見。しばらくしてミッキーとSCKさん、KUBOCが現れ5人集合。チケットを撮ってくれたミッキーに感謝。LONDON SYMPHONY ORCHESTRA / ロンドン交響楽団、指揮はVALERY AGERGIEV / ヴァレリーゲルギエフ、曲はストラヴィンスキー、「春の祭典」「エディプス王」。ミッキーのお勧めで「火の鳥」ではなく、「春の祭典」になった。

春の祭典」、音楽至上最大の問題作らしい。たしかに聞いていて先が全く予想できない、複雑なリズム、不協和音が多く、激しい。演奏自体もダイナミックだった。とある音楽ブログでストラスヴィンスキーの言葉が参照されていた。

「「春の祭典」の背後に、身近な伝統はまったくといって良いほど存在しなかったし、一切理論も無かった。私は耳だけが便りだったのである。私は聴き、そして聴いたものだけを書いた。私は「祭典」が通り抜けた管である。」

この曲が初めて演奏された時、会場は騒然として大騒ぎとなったようだ。今日は誰も騒がなかった。その後の「エディプス王」を聴くも、「春の祭典」の方がかなり印象に残った。

通称「ヘボ中」にて5人で食事。へぼい中華の事。いつも誰も客が入っていないけどなかなか美味しくて、安い。2度目の来店です。誰もいないから出てくるのが早い。電車を乗り継いで帰宅。