いろいろする

3月25日、日曜日。

今日からサマータイムがはじまる。デジタル時計が00時59分をしめし、その1分後には2時になっていた。つまり25日は1日が23時間。1時間損した事になる。

午前中フラット全体の掃除・洗濯をする。その後シャワーを浴びて外出。いくつか必要なものを購入する。用事が終わってぼーと歩いていたところ偶然SAKIさんとお友達の方とすれ違ったので、1人では行きづらかったNORDIC BAKERYに3人でいってみた。スカンジナビアンスタイルのカフェでここの一押しはCINNAMON BUNというクロワッサンのようなシナモンロール。うん、甘さ控えめで美味しい。でも1つで十分。

お友達は帰られて今度はTKYM氏の事務所へ。TKYM氏と合流。建築の話をしたり本を見たりしながら過ごす。秘密の屋上に案内してもらいロンドンの風景を眺める。夕食をどこにするかと相談し合っていたら、TKYM氏お勧めのレストランにいってみることになった。電話でテーブルを予約してもらい、レストランANDREW EDMUNDSへ。ミドリーヌがきて、4人で食事。小さくとても品の良いレストランだった。外からでは一見レストランだと解らない。知っている人だけが来られるようなレストラン。さすがTKYM氏のチョイスは一味も二味も違う、とても洒落ている。音楽は無く、食器の音や食事をする人々の会話が心地よい。光のコントロール具合も抜群。しっとりしている。テーブルクロスは使い捨てのペーパー、フォークとナイフ、プレートは安価なものでカジュアル。木製のイスや作り付けのロングチェアー、カウンターは使い込まれている。メニューは紙に鉛筆手書きで毎日変わるのだそうだ。僕は「ツナ・ステーキとリゾット」か「羊の腰肉ロースト」で迷う。結局僕はツナ、TKYM氏は羊、ミドリーヌはベジタリアンのディッシュでSAKIさんはローストしたウズラ。全てのディッシュが美味しかった。ここは良い、とても。

デザートに差し掛かる前に僕は失礼し、フィンチリーロードで行われているKYOKOちゃんとMAKIKOちゃんの送別会へ。お二人にロンドンバスとキャブの小さな模型とロンドンの電話ボックスキーホルダーをプレゼントできた。帰国直前の滑り込みセーフだった。軽いお土産だから持って帰る苦労はないかなと思う。22時過ぎにお2人にお別れをいって解散。23時過ぎフラットへ。