3月11日、日曜日。
ST. PANCRASの駅。オリンピックが近づいて来ている。
NZWくんは目覚まし時計の通りに起床し、シャワーを浴びて準備万端。僕も引き続いて無理をして起床、シャワーを浴び外出の準備万端。KYOKOちゃんに誘われたウォーキングに参加するには更に2時間早く起きて今頃は電車に乗ってなくては行けなかったので、今回は断念した。NZWくんをST.PANCRASまで送り届ける。その後僕はVICTORIA & ALBERT MUSEUMへ。日曜日の朝一番に来る人なんて殆どいない。どのフロアにいっても無人いない。キュレーター、学芸員が連絡をとり合うための無線の雑音だけが響き渡る。
ところで今日は久しぶりにスケッチをする事にしたのだった。V&Aでは建築やポストモダニズムのポット、コートヤードなど転々としながらスケッチをする。飽きた時は隣りのNATURAL HISTORY MUSEUMに向かう。そこで化石や動植物、石や宝石などを眺め、気になったものをスケッチ。更に飽きた場合は更にとなりのSCIENCE MUSEUMに移動する。ここはさすがに飽きなかった。飛行機や自動車、蒸気機関、船舶など色んな実物が展示されていて、どれも飽きない。特に舟や飛行機は全く飽きない。模型が抱負でいつもでも眺めていられる。結局、朝の開館から昼過ぎ迄スケッチに没頭した。
VICTORIA & ALBERT MUSEUMはガラガラ。
NATURAL HISTORY MUSEUMもガラガラ
そしてSCIENCE MUSEUM。ここに来た時はお昼時だったので家族連れがたくさん。しかしこのフロアはガランガラン。渋川春海が目にしたらきっと驚愕するであろう測量機器がたくさんあった。SCIENCE MUSEUMを訪れるといつも西洋は東洋に比べ科学の分野においてかなり先を進んでいたのだろうと感じてしまう。
飲まず食わずでぶっ通してやったのでかなりの疲労。本日はこれでやめておいた。そこで電車に乗り継ぎROYAL FESTIVAL HALLのテラスでお茶を飲みながらしばしぼーっとする。読書に集中しようとするもこの脱力・疲労感で、思想のパラダイムシフトを取りあげた内容がハードな対談集はなかなか頭に入ってこない。身動きがとれなくなったので、そういえばMEIMEIとミドリーヌがもしかしたら近くにいるかもとふと思ったのでテルしてみると、ここまで来てくれるというので待機。しばらくしてお2人到着。さらにKUBO-Cもやってくる。4人でテムズ川のパノラマが見える静かなカフェテラスで団欒する。
ROYAL FESTIVAL HALLのLEVEL 5は穴場だ。静かでネットもつながるしパソコンの作業もできる。景色もよくカフェもいい。
さて、朝クロワッサンを食べてから何も食べていない僕は腹が減り、皆も同感。BOROUGH MARKET内のレストランで魚食べようと相成り、歩いて向かった。ミドリーヌは今日はここでお別れで、SAKIさんが入れ替わりで参上。4人で魚を食べた、さすがマーケット内のレストラン、新鮮で美味しい。話は途切れる事無く続き、気がつけば23時前。さてではまた来週ということで解散。人のまばらなチューブに揺られ帰宅。