朝方壁を叩き続ける誰か。V&A POSTMODERNISM

12月4日、日曜日。

早朝、時計を覗き込むとまだ6時前、、何かによって目が覚める。何かに起こされたのだ。外はまだ暗闇に包まれ、普段は車の往来が激しい隣りの道には車が1台も走っていないのがわかる。鳥のさえずりや、風の音さえも聞こえない。しかし確実に誰かが壁を叩いている、しかもレンガの壁を外から。コツコツコツ、そして老人のグアーッといった叫ぶ様な声が聞こえる。ああぁーー、、とも聞こえる。恐ろしくなって、どうしようと焦る、、しかし落ち着けここはFIRST FLOOR、日本式の2Fであるからまあ安全だろうと再び眠りにつく。しかし男は壁を叩き、叫び続けるので暫く寝られず。。。どうやら酔っている様なのだ。それならまあ仕方が無いと放置する。明るくなってから目が覚めフラットメイトに確認してみると、やはり同じ現象をキャッチしたようだ。よかった僕の変な夢ではなかった。実際何があったのかを確認しよう、外に出て僕の部屋の外壁が面した通路にいってみる。するとそこにはご丁寧に「入れ歯」が放置されていた。ケンタッキーの袋もある。食べていたのだろうか。ううむと唸り写真を1枚おさめる。


小さくて見え難いかもしれないが、ほぼ真ん中に「入れ歯」が。

午前中はぼーっ、あれは一体なんだったのだろうと考えながら過ごす。昼過ぎ、V&AのPOSTMODERNISM展を観る。£11。建築は勿論の事、グラフィック、音楽、ファッション、ファニチャー多岐にわたるフィールドでのポストモダンを取りあげた展覧会であった。日本人は横尾忠則磯崎新高松伸倉俣史朗がフィーチャーされていた。MEIMEIも合流して共に鑑賞する。ポストモダンの色、形は目の疲労になることが、終わった後でわかる。目の疲労と共に頭の記号解析能力も使用するから総合的に疲労する。しかし中規模の展覧会なので腹八分目の感覚。MEIMEIと駅近くのカフェにてお茶をし、SOHOのKOYAで待ち合わせ。MEIMEIは自転車で僕は電車で。TKYM氏、KUBO-Cも集まり4人でうどんをそそる。まだ食べられる、、物足りないと感じた我々は中華街にってそこら中の肉まん餡饅に手を付ける。腹一杯になって解散。夕方雨が降ってから急激に気温が下がった。寒い。ダウンジャケットをそろそろ出そうか。


MEIMEIと2人でコーヒーを飲んでいるのに何故かiPHONEは3台ある。iPHONEは2人で3台の時代に突入したのだ。