200ミリがきえる

8月23日、火曜日。

雨、寒い。
サウンケンジントンに9時過ぎ着。半に現場。
内装のストリッピングが進み構造だけが見える状態になってきた。図面を手にあちこち走り回り、実測する。全身埃だらけになり、むせながら頑張る。昼前に事務所に戻り昨日の実測の図面立ち上げ。レーザーを使って正確に計っても完璧に水平・平行な床・壁は存在しないので正確なCAD図面上で数値と合致しない箇所が発生する。どこでそのしわ寄せをするべきか、いや、しわ寄せというか、、一体どこに消えたのか200mm、、本当に消えた。明日考えよう。。。

HOUSE OF LEAVESという驚異的な本があるが、それと似た様な事が起こっている。
現代アメリカ文学の最先端にして最高峰といわれる、HOUSE OF LEAVES, 800ページをこえる本だ。

「One day, Will discovers that the interior of the house measures more than its exterior.」
「アッシュ・ツリー・レーンの小さな家に引っ越してきた若い一家に焦点を据え、その家の恐ろしい異常性を描いていく。その家の内部は、外から測ったよりも大きかったのだ」

紙葉の家

紙葉の家

今僕は現実にて対面しているので、読まないでいいかと思われる。200ミリがどっかへ消えたわけだし、明日それを探そうと思う。1+1が2の世界にいる方は是非5+2=6の世界へ。


おーい、200ミリー。