肩の力をちゃんと抜く

6日日曜日。朝目覚めてすぐ雑用、掃除他。ご飯を炊いて昼ご飯を食べた時、T君から連絡あり、まだロンドンにいるという。そして偶然にも僕がこれから向おうとしていたジャパセンにいるということなので、コーヒー。カフェネロでコーヒーを飲んだ後、彼はオクスフォードに帰り、僕はAAのスタジオに。遅れて申し訳ない上に、仕事をしないという怠惰っぷりを発揮してしまい、そのまま夕飯になった。韓国料理で鍋。
仕事をしている人間にとって、週末は勿論、有意義で楽しいブレイクになるが、平日の戦場っぷりを考えると憂鬱な気分になるのは仕方がない。またあれがやってくるのかと。建築だから仕方がない、のは当たり前、しかしそれに加えて日本人=外国人=移民=マイノリティーとしてロンドンで働いているから、それ以外の見えない精神的プレッシャーが、そしてロンドンの住みにくい住環境、まずい飯などなど、、ドスンとのっかっている。そんな重荷に気づかない振りをしたり、自分は大丈夫だと放置しておいたりすると、我らSHARISHARISHARIのナイーブジャパニーズメンバーの様に、ころっとダウンしてしまう。一度落ちると、正常に帰ってくるのには時間がかかる。薬の手助けもいるし、精神的・肉体的リフレッシュもいる。特に精神的なものは重要である。ということなので週の途中、仕事終わりに何か気分を変える事や、リラックスできる事を入れる必要がある。僕にとっては週2回のジム通いがそれである。身体が疲労するからいつも億劫になるが、運動した後の爽快感、達成感、やっている最中に頭を限りなく空っぽに近い状態にできることが疲労感を上回るから今のところ繰り返せている。
近い境遇で働いている人達に何かあったら、日本人同士助け合う事は実に重要になる。僕がダウンした時は助けてもらいたいし、誰かがアウトな時には助けてあげたいのである。まさに「人」という字がそのように成り立っている様に日本人同士助け合っているのである。日本語で会話をするだけでも、それは十分なリラックスになる。でもここではスーパーリラックスしないと普通にリラックスできない。ということでジムは土曜日に行ったばかりだけれども、明日KOMIさんを誘ってジムに行く予定。きっとリラックスできるだろうと思う。