金曜日の夜、書く事がない訳ではもちろんないと一言断っておきたい(疑)。
椅子に座って作業をしていると、足下が冷える季節になってきた。去年買ったIKEAの膝掛けとあったかいお茶が欠かせなくなってきた。話が歪むが、膝にかかったこの膝掛け、何でできているのかとふと思ってみたらポリエステル100%だった。そしてぐだぐだしているとあるキーワードに辿り着いた、というか辿り着いてしまった。「ペルー産アルパカ・ブランケット」。でたか、アルパカ。とうとうこのキーワードを出してしまった。今迄見て見ぬ振りしていた動物「アルパカ」。巨大動物シリーズでは扱えないトピックだ。しかし、いつか触れてやろうと心の奥底で考えていた。これはいいチャンスだ。
http://www.j-wave.co.jp/blog/ayako/2008/10/ より
よく拝見するこの写真、実に奇妙だが、それでいて愛嬌がある。更にアルパカの画像検索を掘り下げていくと、レベルの高い写真が発掘される。これはもう涼しいそう、寒そう、かわいい、とかそういうレベルじゃなく、動物愛護団体から署名運動がはじまるのではないかと思われる程の哀愁、悲哀感が漂っている。
http://labaq.com/archives/51209020.htmlより
この姿、どれほどにアルパカ製の膝掛けが暖かく、軽いかなど知る由もないが、そういうものがあるからこうなってしまうのだ。刈る側はもう少し道徳を持って刈ってあげればよいのに。このアルパカの毛は伸び続けるという性質を悪用した全く無用といえる造形の遊戯性、自粛した方がよいのではないか。食べ物で遊んではいけないと子供の頃から学ぶように、動物でも遊んではいけないのだ。それにしてもこの風貌、愛嬌がある。
Alpaca Approachと題されたこの70万回以上再生された動画、一瞥の価値あり。