Munich/ミュンヘンへ出張から帰国

午前6時半起床。熱いシャワーを浴びて身支度を整えてホテルのレストランで朝食。すでにHRNとNELが朝食を食べている。横の席で僕も朝食。しばらくしてKNTもやってくる。朝食を食べた後部屋にもどりパッキングを済ませチェックアウト。7時45分にホテルのエントランスでサブコントラクターのRLDの車にピックアップしてもらい、事務所へ移動。8時よりコーヒーをいただきながらミーティングを開始。

昨日から引き続きIMPACT TESTを続行するためまずは工場へ歩いて移動。クラシフィケーションをあげてより衝撃が強いテストを実行する。これは必要ではないのだが、ラミネートガラスとタッフンガラスのDGUがどのように割れるかを検証するため。3度行い、3回共にDGUは飛び散った。外側のガラスにはヒビが入るがラミネートされているのでガラス片は定着したまま。内側のガラスは何も変化せず。粘り強い。テスティングは続行するも、僕たちは工場見学へ。サブコントラクターのオーナーが案内してくれた。工場には幾つもの大きなセクションがあり、スチール、ステンレス・スチール、アルミニウムなどのマテリアルによって使い分けているとのこと。板状のメタルを加工する部門、材料を保存しておく倉庫、アルミのプロファイルを加工しアセンブルするワークショップ、パウダーコーティング、サンドブラストを行う分棟などを見学。どのようにファサードが組み立てられていくのかを頭に叩き込んだ。

屋外のテントでは1:1のモックアップを作ってWATER TIGHTNESSを実証しているとのこと。ジェームズ・スターリングのレスター大学工学部のリノベーションだとわかり驚いた。テントの中にはガラスの屋根の一部が作られていた。モックアップの内部にも入れてもらいしっかりと観察させてもらった。レスター大学工学部は文化財に認定されているのでここでモックアップが実証されなければ採用されないとのこと。

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綺麗な虹がかかっていた道中。オーストリアかドイツどこらへんにいたのだろう、我々は。

工場見学が終わり12時から14時半まではミーティングテーブルの椅子に座り、色々と議論。認定証の話や別のテスティングの話しなど。14時半にはミーティングを切り上げる。皆に見送られロンドンからの5名は予約されていたタクシーでミュンヘンへと出発。

およそ2時間のドライブでミュンヘン空港に到着。チェックイン、セキュリティーを通り、免税で土産物を買ってブリティッシュ・エアウェイズのフライトに搭乗。ミュンヘン空港の小さなターミナルからの出発でパスポートコントロールも1箇所しかないところだったが、さすがドイツ、セキュリティーがすごくしっかりとしており、ミッチリと身体の隅々までを時間をかけて検査された。17時20分搭乗、45分離陸、1時間45分のフライトでロンドン・ヒースロー空港に到着。

僕だけALL OTHER PASSPORTのパスポート・コントロールを通るのでここで皆と別れる。しばらくならんで何も聞かれずスムーズに通過。ヒースローエクスプレスでパディントン駅へもどり、チューブとバスを乗り継いで帰宅。

KUBO-Cの美味しい和食の夕飯を食べる。献立はレインボートラウトの塩焼きと野菜のグリル、十六穀米、ジャガイモの味噌汁。美味しかった。夜は片付けをして休憩。写真の整理もする。シャワーを浴びブログを更新してから眠る予定。長い1日だった。