４月２４日、水曜日。
午前７時半起床。今日もブラインドの隙間から入る朝日で目が覚める。眠いが、いい天気だと身体を起こしやすい。９時過ぎに出社。南フランスのプロジェクトで、銀杏の葉型、というか魚の鱗型をしたタイルをコンクリートの庇の裏に使用するためのディテールの図面に取り掛かる。コンクリート施工と同時にタイルを打ち込む案を、３つのステージに分けて図面する。またプレキャストコンクリートの六角形型のトップライトのディテールにも着手。それぞれ２つのオプションを完成させる。夕方からはMAIDE VALEの新しいプロジェクトの図面に取り掛かる。図面をトレースし、ボスにPDFを送信し本日は終了。夜はカレーうどんですべてのカレーを食べ終わった。食後、KUBO-Cとスカイプ。イタリアは明日祝日のようで、朝早くから海に行って泳ぎ、船でイタリア本土までいくそうだ。
NHKスペシャルの「沢木耕太郎 推理ドキュメント、運命の一枚〜"戦場"写真 最大の謎に挑む〜」を観た。真贋論争にたえない「崩れ落ちる兵士」の写真を巡る1時間のドキュメント。この写真が実際の戦場で撮影されたものではないということ、しかも本人が撮ったものではなく、彼女であるゲルダによって撮影されたものであるという仮説が科学的な検証や沢木耕太郎の鋭い着眼によってたてられた。とても興味深かい番組だった。
