ここに再びの更新を。

5月6日、日曜日。

昨晩遅くに就寝するも、朝早めに目が覚める。外は雲がかかって薄暗い、けれども雨は降っていないので外出の決断。チューブに乗ってHAMMERSMITHまで。MEIMEIと合流しバスに乗ってCHISWICK CAR BOOT SALEの会場へ。先月もきた例のマーケットである。今回は三連休のバンクホリデーが重なる週末という事もあってか、出店側の数も来場者数も少なめ。

まずは腹ごしらえということで、コーヒーとホットドッグ£4。適当に腰掛けて食べる。インスタントコーヒーらしきが、チープで美味しい。食べながら人や物品を品定め。出品側の全体数が少ない物のいろんなものが売られていた。玩具や食器類、服飾や使えるかどうか不明の電気製品、工具類、靴、革製品全般、年期の入った家具やDIY用品。とりあえず探せば何でも発見できる。

まずMEIMEI氏がいいものを発見し購入。エンジニアが使用するツール等を収納するボックスとみられる木製のハンドル付き家具。フロントカバーや小さな黒い取手が消失した状態であるものの、全体的な保存状態は良い感じ。£35でMEIMEI氏がオッサンから購入。物自体の詳細はきっとMEIMEI氏のブログから発信されると思われるので、ここにリンクを。

http://meimeisan.exblog.jp/
http://meimeisan.exblog.jp/
http://meimeisan.exblog.jp/


MEIMEI氏が購入したツールボックスと僕がゲットしたテープメジャー。

ちなみにその家具の上に丸い物体が乗っかっているけれども、それは僕が購入したテープメジャー。RABONE CHESTERMAN LTDのテープメジャー。直径役10CMほどの大きさで、レザーケースに包まれたメジャー部分はスチール、巻き取るための取手が真鍮製のなかなかカッコいいやつ。パンクなオッサンが小さなテーブルの上で売っていた。2人で目を付けた、触ってみると中々の重みで他に並んだテープメジャーとはちょっと違う。 変な訳あり、魔法使いみたいなおばさんが突然横に現れ、メイメイ氏と僕を発見し会話が始まる、年齢を聞かれたのでMEIMEIがそれを告げると「え、高校生かと思った」だとさ、そして突然「それをみせてみなさい」とテープメジャーを手にとり、これは良い物であると断言する。若干盗られてしまうかもしれないと恐れるも返してくれる。結果オッサンと議論して15ポンドが13ポンドになって購入。


真鍮のカバーを開くと取っ手が出現し、巻き尺を戻す取手になる。


閉じると綺麗にFLUSH / 面一。


片方はMETRICでメートル法


裏はインチとフット。


開くとWIND THIS WAY / こっち方向に巻きましょう、という表示があらわれる。

2人共いい買い物をした。
というのはMEIMEI氏が買ったこのボックスは、決断する直前に年配の気の優しそうなおじさんが何度も物色し、諦めては再び振り返り、を何度も繰り返してようやく諦めたという瞬間を見計らって、さっと購入したのだった。迷っている人の目の前で堂々と購入するのはちょっと気が引けるのであった。MEIMEI氏が購入した後も、お店の人や来乗客に時々、「その箱はいくらでかったの?とてもいい箱だよ」と声をかけられる程だった。スチール製のテープメジャーを購入後引っ張りだして巻き戻したりして遊んでいたら、横にいるおじいちゃんがふと声をかけてきてくれた。「そのメジャー部分はスチールかね?」「そうだと思います。表はMETRICで裏はINCHです」「なるほど、スチールというのはとても珍しいよ、いい物だよ」と教えてくれた。確かにインターネットでアンティークメジャーを調べてみると結構布製のメジャーばかりが検索に引っかかった。なかなかスチール製のものは無いのか、残っていないのかもしれない。


左下の白い、縁に青い柄があしらわれたプレートも含まれる。


で、これをもらう。

僕の買い物はそれで終わったけれども、MEIMEI氏は最後にMIDWINTERの食器セットを購入。50ピースがワンセットになっている豪華セット。しかしさらにプレートが何枚か追加され全部で£45。植物が白いプレートにレイアウトされた1960年代の上品のお皿だ。とてもきれいだった。ぼくはそれに鉛筆をつけてくれといって鉛筆をもらった。数ある鉛筆の中で真鍮キャップ付きの良いやつ。かなりヘビーな荷物になったので手分けして抱えながら、バス電車を乗り継いでAA SCHOOLへ。

SHARI3の会。今日はかなりたくさんの方が来られた。個人個人色んな分野の話をする。僕は木曜日の夜に行った実測図面のおこしをしながら話を聞く。夕食はいつものタイ料理、12名。食後はPOOLをして発散する。24時前に帰宅。