NEWS OF THE WORLD廃刊

7月10日、日曜日。
午前中にジムにていつもの運動。泊まりできていたT君はフラットで勉強。ジムの後フラットに戻り、準備をして外出。T君は何処かへ。僕はAA SCHOOLへ。駅を降りていくつかオフライセンスをまわって新聞を探した。しかし目当ての新聞がみつからない。何処の新聞か、それは「NEWS OF THE WORLD」。昨今盗聴問題で世間を騒がせている例の新聞で、7月10日付けのもので廃刊、168年の歴史に終止符が打たれる。何処も売り切れだったが、3部だけ残っていたお店を発見し1部£1.00で購入した。THANK YOU & GOODBYEとあり、ジョージ・オーウェルのこの新聞名を引用した文面が添えられていた。最初のページは初刊の一面、部分的に時事ニュースは掲載されているが多くのページは本紙の歴史を振り返る内容になっており、如何に本紙が重大なニュースを世に送り出してきたかが示されていた。

例えばこのページ "HEROES & VILLAINS, We've saved children from paedos & nailed 250 evil crooks "。つまり、、、「英雄と悪党、我々は ピードゥ(ロリコン、小児愛者)から子供達を守り、250人の悪党を暴いた」。英雄とはジャーナリスト達、彼らの真実を暴こうとする努力があって子供達が救われた、とある。写真には犯罪者たち。

15時過ぎAA SCHOOL着。プレゼンテーション、コンペの話し合い、作業、アイデアだしなどなど。夕飯は近くの日本食レストランにて。今回初めてきた。蕎麦茶があったり、鯖の塩焼き、スズキの味噌焼きなど日本の日本食に近いものがでてきた。少々値段は高いが満足できるクォリティーであった。店員に日本人がいなかったけれども、キッチンにはいたのか気になる。メニューにあった丼ものはDONBURIではなく、DONBURYと変わった訳され方をしており、CANTERBURYとか、GLASTONBURYなどどこかの地名の様な印象をうけた。単なる当て字ではなく、あたかも英語の辞書に載っているかの様だった。

なすの田楽