丘の上で防水ディテールを考える

6月23日、木曜日。

13時からオフィス・ランチ。毎月行われるオフィス合同ミーティングの事で、誰かが全員分のランチを用意する事になっている。今回はGVN。ステーキサンドイッチ、カブと空豆のサラダ、冷製トマトチリスープ。そしてデザートはMCHLの得意なケーキ。1つはアプリコットタルトともう1つは恐らくデートのパイ。デート/dateとはナツメヤシの事。おしまいにコーヒー。美味しく楽しいミーティングだった。ランチの後散歩へプリムローズ・ヒルへ。日の長さが短くなり始めたので、天気が良く時間が許す時は、事務所の外にでて太陽の日に当たっておこうかという策略。

スケール5分の1の断面詳細A3図面を昨日、今日とで10枚用意した。すべてGFとBFのスラブと壁のジャンクション図面。CAVITY DRAIN MEMBRANEとCHANNEL、DPM(DAMP PROOF MEMBRANE)を使った壁の仕上げ裏に隠れた防水・防腐のディテールだ。防腐・防水シートのつなぎ目のテープやコンクリ壁とコンクリスラブの間に必要なHYDROPHILIC STRIP、日本語で言うとなんだろうか、訳語がわからないけれども、要するに親水性の素材で外部からコンクリートへと水が入り込んできた時、そのSTRIPが膨張しシーリングエフェクトを発揮するというやつだ。そういう防水の為のディテールだ。水の動きを想像しながら図面を描くので実は楽しい。BASEMENT FLOORは徹底しないと、後でカビがでたりするので要注意である。

金曜日で更に別断面図へと移行したい。