Micheal Shanks’ | ミッシェルシャンクスのディープマ

Well, I don't have enough topics to write about everyday... My imagination is not infinite. It's quite limited honestly. So i will write something about past now. It is about my interest within architecture. and it is about archaeology that attempts to explore "place". Micheal Shanks' Deep mapping for instance,,,

"Reflecting eighteenth century antiquarian approaches to place, which included history, folklore, natural history and hearsay, the deep map attempts to record and represent the grain and patina of place through juxtapositions and interpenetrations of the historical and the contemporary, the political and the poetic, the discursive and the sensual; the conflation of oral testimony, anthology, memoir, biography, natural history and everything you might ever want to say about a place …"
Mike Pearson and Michael Shanks, Theatre/Archaeology (Routledge 2001) page 64-65

and these are the 3 characteristics of deep mapping out of 10.

"Second. Deep maps will be slow – they will naturally move at a speed of landform or weather.
Sixth. Deep maps will require the engagement of both the insider and outsider.
Tenth. Deep maps will be unstable, fragile and temporary. They will be a conversation and not a statement."


ブログに毎日アップ出来るほど、豊富な日常的ネタはない、、、正直。。。けれども、自分の持っている引き出しの整理のためにもこういう以下のことを書くのは為になると思う。それにロンドンで学んだ建築的知識を発信する事にもなる。日本では聞いた事のない専門家達の偉大な考え方を色々と学んだ。

バートレットにいた頃ある考古学者の考え方を建築に持ち込もうとしていた。考古学者のミッシェル・シャンクス。この人の考古学には建築という言葉が登場する。建物としての建築でもあり、構築性を意味するものでも建築という。彼のTHEATRE / ARCHAEOLOGY 劇場/考古学にはとても興味深い彼のオリジナルキーワードが並べられている。特に興味を引くのは例えば、、、DEEP MAPPING / ディープ・マッピング。すなわちこれは、、、

『歴史、民話、自然史、噂などを含めた「場所」に対して、18世紀の古物収集的なアプローチを反映した上で、DEEP MAPPINGは「歴史的ー現代的」、「政治的ー詩的」、「推論的ー感覚的」な並列と解釈、口頭証言の融合、アンソロジー(詩集)、回顧録、自伝、自然史など「場所」に関する全てのもの通して、場所の気質と風格を記録し、表現しようとするものである。』
ミッシェル・シャンクス「THEATRE/ARCHAEOLOGY」:DEEP MAPPING AND STORY TELLINGより。訳自分

何のことやら、、と思うかも知れないがそれは僕の適当な和訳であるからです。英文を読むとよりすんなりと理解できる筈です。で、彼はDEEP MAPPINGに関して10の性格を述べている。全て翻訳している時間はないので、3つほど。「2:DEEP MAPPINGは低速である。ーそれは地勢や天気のようなスピードで自然に変化する」「6:DEEP MAPPINGは内部・外部関係者両方ともの関与が必要不可欠である。」そして最後に「10:DEEP MAPは不安定で、壊れやすく、そして仮設的である。そしてこれは単なる説明的・記述的(独白的)なものではなく、会話でなくてはならない。」

まだまだ深く知るわけでなないのでうまく言えないが、彼の考古学者としての「場所」に対しての接近方法は建築を設計するにあたって非常に参考になる。建築家の場所の読解力とは違う。DEEP MAPPINGとはつまりは地図、あるいはその製作手法であるが、要するに場所の読解方法である。かならずしも描かれ固定された図を意味しない。それは地図のように記述的なものではなくて、「低速」「不安定」「脆弱」「会話」という性格から解るように、何やら生きているものである。それは仮設的なトポグラフィーだ。そして、その地図は様々なメディアを通して発表(アウトプット)される。デジタル映像、ブログ、写真、図面、パフォーマンスなどがそれである。アウトプット方式が基本的に生である。そうしてアウトプットされたものが場所のトポグラフィーを表現することになるのである。

この方式で構築された生きたMAPがそのまま建築になれば素晴らしいものになるはずである。というかミッシェル・シャンクスのこのDEEPMAPPING自体がもう建築である。

にほんブログ村 デザインブログ 建築デザインへ
ONE CLICK PLEASE♪ TOP 4th now! dropped a bit. /クリックお願い致します!