The Bartlett School of Architecture, Summer Exhibition 2007が先週から今週中頃まで開催している。はじめてこの大学の学生の作品を直接観察できた。想像以上にすごかったので感激。個人の才能と努力、それに熱意が限りない。やっぱ何か違うなあとレベルの差を感じて落胆もしますが、武者震いもします。オープニングパーティーにはピーター・クック、リチャード・ロジャーズなどがやってきて受賞式、スピーチなどが執り行われました。優秀賞は写真の右下の女の子(おそらく)の作品。詳細は長くなるので省きますが、近くで見ると凄いですこの模型。殆ど紙で出来ていますが、紙に施された模様はレーザーでカットされています。というかこのユニットの作品群は基本的に模型、図面はレーザーカットと3Dプリンターでつくられていて、絶対に超高級。べらぼうに金がかかっている。凄いのがこのユニットの学生集団を企業が(おそらく資金、設備などかな)バックアップしているのがすごい。それぞれのユニットにはそれぞれの企業がセットになっているのです。学部レベルじゃなくてほぼ個人レベルでのバックアップです。勿論、チューターや学校が生徒と企業との仲介役をしてると思いますが。日本では数人の学生が卒計つくるのに企業がバックアップするなんてのはありえないな、おそらく。驚きの連続です。